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急性扁桃炎・溶連菌感染症

急性扁桃炎・溶連菌感染症


このようなお悩みや症状はございませんか?

  • 38~40℃の発熱
  • のどの痛くて、飲み込みにくい
  • 首のしこり
  • 倦怠感
  • いちご舌(舌にブツブツが出る)
  • 発疹

このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。


急性扁桃炎・溶連菌感染症とは?

急性扁桃炎は、舌の付け根の左右にある扁桃(口蓋扁桃:俗にいう扁桃腺)にウイルスや細菌が感染し炎症を起こすことにより、発熱やのどの痛みなどを引き起こす病気です。
通常の急性咽頭炎(のど風邪)よりものどの痛みが強いことが多く、炎症がひどくなると、痛みで飲水や食事が摂れなくなる場合もあります。
急性扁桃炎や他項で述べた急性咽頭炎の原因となる病原体で注意したいのが、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌(ようれんきん))です。小児の細菌性咽頭炎・扁桃炎の原因菌として最も多いといわれています。
適切な抗菌薬などの薬物治療を行うことで、症状は速やかに治まりますが、診断・治療が遅くなると、リウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を起こしやすいので、できるだけ早く治療を開始し、しっかり最後まで治療することが必要です。

症状

急性扁桃炎の初期症状は風邪症状に似ているので、悪化するまで気付かないことがほとんどですが、いつもより喉の痛みが強い場合には急性扁桃炎の疑いがあります。痛みがなかなか良くならない時には早めに医療機関を受診しましょう。
溶連菌感染が原因の場合、ひどいのどの痛みや発熱に続いてイチゴ舌(舌にブツブツ)、体にかゆみのある小さい発疹が現れます。ただし、すべての症状が現れないケースもあるため、小さなお子様で急な発熱、のどの痛みがある場合には早めに医療機関を受診しましょう。

原因

急性扁桃炎は細菌やウイルスなどの病原体が口蓋扁桃(扁桃腺)に感染し炎症を起こすことが原因です。原因となる病原体には、先に述べた溶連菌のほかインフルエンザ杆菌・肺炎球菌などの細菌や、アデノウイルス・EBウイルス・ヘルペスウイルスなどさまざまあります。

治療法

急性扁桃炎の治療では、薬でのどの痛みや炎症を抑える対症療法を行います。
抗菌薬は溶連菌など細菌に対してのみ使用し、ウイルスが原因の場合には効果がないので使用しません。
抗生物質を服用すると、約3~4日でつらい症状は和らぎますが、体の中ではまだ細菌は死滅しておらず、体内に残っています。
症状が良くなったからといって途中で服用を止めてしまうと、再燃したり再発することがありますので処方された抗菌薬は、最後までしっかり飲みきりましょう。

おおはた耳鼻咽喉科クリニック
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〒563-0022
大阪府池田市旭丘1丁目4-9
池田あさひ丘クリニックビル 1階
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